| 鋏 | はさみ | 日本語にはたいてい漢字がある. |
| 簾 | すだれ |
竹で作られた,日光を弱くする幕. 現代では古き良き日本家屋や,巻き寿司を作る際に見られる. |
| 土筆 | つくし | スギナという植物の胞子茎に当たる部分. |
| 梯子 | はしご |
高いところに登るために立てかける道具.脚立は立てかけては使わない. または,違う店で引き続き酒などを楽しむこと. |
| 達磨 | だるま |
禅宗の達磨大師を模したとされるおきもの. 願いが叶った時に目を描き入れる. |
| 山茶花 | さざんか |
ツバキ科の常緑小高木. 西日本ではよく自生するという. |
| 無花果 | いちじく |
クワ科の落葉高木.湿った場所を好む.旬は秋. 開花状態が外見から判断できないからこの漢字が充てられた. |
| 剃刀 | かみそり |
毛を剃(そ)る道具. 数え方の単位は“丁”.刃物は丁. |
| 鉋 | かんな |
財僕の表面を削り,ツヤツヤにする大工道具. 単に“かんな”と呼ばれるのは“ひらがんな(平鉋)”. 用途に合わせて様々な種類の鉋が存在する(詳しくはウィキペディア博士へ) |
| 諍い | いさかい |
毎度のように繰り返される規模の小さい争い事. 物理的に手足が出るときには使わず,口論や口喧嘩を指す. |
| 纏め | まとめ |
バラバラだったものを整理してひとつにしたもの. “決着をつける”という意味もある. |
| 嘗て | かつて |
以前.あるとき.“都て”とも書いたりする. 【合わせて読みたい】古(いにしえ). |
| 一縷 | いちる |
絶えようとしているがわずかにつながっていること. 希望があるときに使う.消極的な場合には“一抹”を使いましょう. “一縷の望み”“一抹の不安” |
| 忽ち | たちまち | すぐに.あっというまに.原義は“立ち待ち”. |
| 吝嗇 | りんしょく |
お金を“極端に”惜しむドケチのこと. 国語の授業以外で見聞きしない.死後必至. |
| 啄木鳥 | きつつき |
石川啄木の飼っていた鳥――違いますね. 世界には約210種類存在.幹の中にいる昆虫を掘り出している. |
| 埃及 | エジプト |
初見殺しですね. 13世紀からイスラム界の文化的中心になるが,1882年にイギリス領へ. 1952年の革命で共和国となった. |
| 襷 | たすき |
細長い布を輪状にし,肩から他方の腰へ斜めにかけるもの. “手”+“すき”(子供を背負う帯)が原義. |
| 八朔 | はっさく |
柑橘類の一種.スーパーマーケットの店員は はっさく,いよかん,デコポン,オレンジをしっかり区別する必要がある. また,八月一日のことを指すときもある. |
| 碑 | いしぶみ | いしづえは“礎”.文字を刻んでたてておく石のこと. |