うでぃおん レポート




年に2回開かれる,ウディタでゲームを作ったり遊んだりするのが好きな人が集まるオフ会,
それが,うでぃおんうでぃおふです.
今年は新型ウイルス感染症が流行しているので,オフ会のオンラインバージョン(!?)が開催されました.

初めての試みということもあり,また自粛中にウディタでゲームを作った方など,
初めて「うでぃおふ」を知る方も多いと思いますので,今回は読みやすさ重視で簡単にレポートします.

参加方法

参加資格はただひとつ,「ウディタを知っている」以上です.
制作者はもちろん,プレ専や素材提供者,実況者でもOK.
(個人的にはむしろ,プレイヤーとしての参加者に来ていただきたい気持ちがあります.
 制作経験者がプレイするときの感想と制作未経験者のそれととは異なると思うからです.)
例年のオフ会で基本的に必要なものはTwitterアカウントとウディタへの関心,参加費だけで,
今回のようにオンラインで楽しむにはDiscord環境も必要になったりします.

まずは,TwiPlaというサービスからTwitterアカウントを用いて表明します.
具体的なリンクはふつかさんの ツイートに流れてきたり,
公式ページうでぃおふ.jpからもリンクできます.



少しでも気になる場合は,Twitter連携してから「興味あり」を押しておくと,
あとで主催のふつかさんからDMで詳細情報を得ることができます.



都合で参加できない場合でも「不参加」を押しておけば,
うでぃおふのライブ動画へのリンクが通知されて便利です.

事前交流会

オンラインでの事前交流会が例年開かれていて,当日の約2週間前に用意されています.
当日に緊張しないよう,あらかじめ交流して仲良くなりましょうというものです.
かつてはSkypeが使われていましたが今年はDiscordでした.

当日に参加できない人でも,TwiPlaで何らかの意思表示をしていれば交流会に参加できます.
もちろん参加は任意,私も去年までは参加していませんでした.

当日の概要

いつものうでぃおふ(オフ会)は土日の2日連続で,開始は13時ですが11時頃にはもう開場してます.
一次会,二次会,三次会(は非公式)を1日目にやって,2日目に「ふつかめ」があります.
たぶん,主催の「ふつか」と被せている気がしますが黙っておきましょう.
一次会では自己紹介から始め,緊張ほぐしと言う意味のアイスブレイクゲームを楽しみ,
ライトニングトークという短時間発表をしたり聞いたりしたあと,菓子を食べながら雑談などします.
二次会ではお酒を伴ってフリートークを楽しみます.
三次会では居酒屋に行ってフリートークを楽しみます.
ふつかめでは午前10時から午後4時までフリートークを楽しみます.
もうおわかりでしょう,ほとんどがフリートークの時間なので,気になっていた人と話したり
ゲーム制作について熱く討論したり,ボードゲームでわいわい遊んだりしてます.

当然,オフ会は自分が楽しめることが重要なので,全部のセッションに参加しなければならないということはありません.
とはいえ,せっかく自分をアピールするタイミングがLTの時間にあるので,一次会を逃したらもったいないと思います.
印象に残っているのは,二次会の途中でビールをわざわざ持ってきてすぐに去っていったTさんですね.

ここまでが,いつものオフ会です.

一方で…….

今回(オンライン)の会場はDiscordサーバで,日曜オンリー,開始14時でした.
アイスブレイクの時間はなかったですが,一通り自己紹介してすぐにライトニングトーク(LT)に移りました.
対面ではないので話しやすかったかもしれませんね.
ライブ放送はLTで終わりますが,その後はVRチャットを使い,仮想空間で雑談したようです. 詳しくは後程.
いったん17時半に休憩を入れて,20時に再開しましたが,
オンラインということで特に終わりの時間がなく,私は26時まで遊んでました.

開始

まずは自己紹介を一通りしていきました.
即興だったので,十数秒で終えた人もいれば,宣伝含めて1分程度話した人(=me)もいました.

ライトニングトーク

ライトニングトーク(LT)では,自分の好きなことや情熱をもっていること,宣伝など
なんでもいいから3分程度で発表します.
なんとなくウディタや制作に関すること……と思われるかもしれませんが,
勧めたいソシャゲを紹介するとかでもいいです.

もちろん全員が発表しなくても大丈夫.
(でも他の人のを聞いていると,自分もしたくなるんですよね.)

ちなみに発表資料や形態もなんでも可.ビジネスプレゼンで使われるパワポスタイルも多いですが
用意した動画を見せたり,作ったゲームのプレイの様子を見せたり,
自分のWebサイトを見せて宣伝したり,もはや資料なしでスピーチするだけでもいいのです.

資料をあらかじめ作っておけば発表はスムーズですが,当日にとっさに思いついたら話だけでもいいし,
資料を作るにしたって間に合えばいいのです.特に社会人には時間がないですからね.
実際,今回の発表者も数人は,自己紹介の時間から作成して間に合わせるという
RTA(Real Time Attack)を楽しんでいました……楽しんでいたのか?

今回衝撃だったのは,Strayひろま氏による,
「ゲームをアップロードする様子を生配信する」ものでした.

フリータイム

LTが終わった後は基本的にフリータイム.
今回はVRチャットを導入して仮想空間で雑談を楽しんだそうです.

サカトマはノートPCで参加していて,交流会のときにVRチャットの準備をしていたのですが
突然PCの動作が止まってしまうというヤバい状態になっていたので,VRはあきらめました.

しかし,そんな人でも雰囲気は楽しめるように,Discordのライブで配信が見れるようになってます.
でも,気になる人と話せなかったのが心残りですね.

夜のパート

そんな,VRチャットが使えない人でも楽しめるボイス部屋がDiscordに作られていました.
そこに夜(夕方),カル太氏が入っていたので参加しました.
ウディフェスのUXについて話してたら,どんどん人が増えていました.
誰かが部屋に入っていたら来るものなんですね.誰もいなくても,入れば来てくれるかも.

フェスの話以外にも,しりとり(理不尽)やしりとり(理不尽),フラッシュ対戦ゲーム,
ボードゲームアリーナなどでわいわい楽しめました.
オンラインだから遊べないかな……と諦めかけていたけれど,オンラインならではの遊びがあって楽しかったです.

未経験の方へ

交流会に参加するにしても,ゲーム制作をするにしても,「はじめる」は一番エネルギーを必要とすることです.
もし少しでも「やってみたいな」と思うことがあれば,難しいことは考えずにとりあえずやってみましょう.
特にうでぃおふは敷居がとても低く,常識の範囲であればなんとでもなるし,なんとかしてくれるので
流れに身を任せていきましょう.私も最初の参加は不安でしたが,今ではもう毎回参加してます.
何度も行きたくなる……中毒性がありますね.

ちょっと待って

最後までお読みいただきありがとうございました.
ここで,私の最新のゲームを宣伝させてください.
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