甲信東海旅行レポート



はじめに


3泊4日 18切符の旅
参加者 トマト、とうふ、永柴

ある方法で青春18きっぷを1セット手に入れたトマト。
ひとりで5日間も旅に出るのはきついので、
仲間を連れて、せっかくの夏休みだし、
もう1セット買ってわいわい長旅をしようと思いました。

事前計画

1日目
神奈川県→甲府→松本→上諏訪
2日目
上諏訪→名古屋→熱田→名古屋
3日目
名古屋→鳥羽→伊勢→浜松
4日目
浜松→富士宮→小田原→帰宅


※ 電車が何時間に1本という区間や、接続が悪い区間もあり、
上記の移動を18きっぷで効率よくするには、
電車の発着時刻を含めて、相当の計画が必要です。

そして、予想通り計画は崩れていくのだった。

1日目

甲府駅に早く着いて午前中に昇仙峡を登ろうということで
3人は神奈川県のとある駅着の電車にて7時前に集合するはずでした。

しかし、さっそくハプニングは起こります。
永柴とトマトが同じJR駅で18きっぷで入場するはずが
いつの間にか永柴がひとりでICで入場していたのです。
これに気付いたトマトはいろいろ臨機応変に対応したものの
予定していた時刻に間に合いませんでした。

合流した3人はようやく中央本線大月駅に到着します。
木製の駅舎で、木の香りに包まれました。

やがて甲府駅に予定より30分遅れて到着。
昇仙峡行バスとの接続が悪く、
駅内で約30分、買ったおにぎりをむしゃむしゃ。

バスと電車、観光の所要時間をいろいろ考えて
昇仙峡で予定していたコースを逆に歩くことにしました。
(バスの時間に合わせるため)
昇仙峡

ちょっと急ぎ足で歩くと、ちょうどコース終点のバス停にバスが来て、
甲府駅出発は、なんと当初の予定に追いつきました。
武田信玄像

小淵沢で乗り換え(電車を待つこと数十分)
やがて松本駅に到着しました。

思ったより早く、松本城を見終わってしまったので
近くの旧開智学校を観光。
(時計博物館にも行きたかったのですが、月曜日なので閉館でした)
松本城
旧開智学校

駅までの帰り道で急なにわか雨。
駅に着いた頃、雨はやみあがりました。
これがくそったれの「マーフィーの法則」ですね。

さて3人は先ほどの路線を逆に進み、諏訪湖周辺に行きました。
夕焼けがキレイとのことで、日没を狙っていたのです。
しかし……さっきの雨もあり、空はどんよりとした雲が覆っています。
諏訪湖を一望できる公園まで、上諏訪駅からタクシーで向かいます。
諏訪湖

夜景を楽しんで、さぁ駅に戻ろうと思ったら帰り道が真っ暗!
結局帰りもタクシーを呼んで駅まで戻りました。
(大荷物を預けていた。)

夜はそばを食べて、
たまたま諏訪湖で開催されていた花火大会を見に行きました。

2日目

午前中に名古屋に着くには上諏訪を7時台に出ないと間に合わない!
これを逃すと、次の到着は3時間遅れるぞ!
と かなり言ったのに、
起きるのが苦手な人(アラームをかけて30分後に起き上がる)や
準備が長い人がいて(どちらも同じ人である)
結局、駅まで走らないといけなくなった。
なんとか間に合った。

中央本線の塩尻─中津川がすごい。
田舎だなと言わざるを得なかったですが、
高い山々に囲まれていて自然豊かな場所でした。

……だそうです。

すみません、トマトはこの2日であまり眠れなくてですね。
2日で6時間しか眠れていないという事態になっておりまして
ここら辺ではしばらく寝てたのです。

12時になる前に名古屋駅到着。
行列のできるきしめん屋で昼食を済ませ、熱田神宮に行きます。

昼休憩の時間や神宮参拝の時間が予想より短かったので、
早いうちに次の観光地、リニア鉄道館に行きます。
歴史と未来を感じた。(こなみかん)
リニア鉄道館入口

レゴラ○ドにはいきませんでした。

時間があったので栄のコメダ珈琲店でシロノワールを満喫。
アツアツのパイ生地の上に冷たいソフトクリームが乗っています。
コメダ珈琲

さて、ライトアップされた名古屋城を見に行こうということで
夜、城に行くのですが、木々に囲まれていて地上からは城が見えない。
松本城はそんなことなかったので、落胆。
名古屋のテレビ塔から見ようと、そこに行ったのですが、
それが明らかにカップル向けのイベントをしていまして……。
名古屋タワーと月のコラボ

トリオの夜名古屋は、あまりおすすめできません。

夜飯は居酒屋。手羽先と味噌カツを楽しみました。

3日目

ホテルの近くの珈琲屋で小倉トースト付きのモーニングを食べて、
鳥羽に向けて、快速みえに乗ります。
モーニング

快速みえは基本的にJRで特急券も必要ないのですが
ICは使えない & 一部私鉄を通ります。乗車の際はご注意ください。
18きっぷを使う場合は車内で510円払う必要があります。

鳥羽は世界で初めて真珠の養殖に成功した場所ということで
ミキモト真珠島に行きました。
海女さんの活躍ぶりも見学しました。
真珠島

続いて3人は伊勢神宮へ。
外宮を30分で、内宮を60分で回りました。
内宮にはバスで行くことになります。
伊勢神宮前

伊勢うどん

おかけ横丁で玉露のソフトクリームを食べましたが、
3人全員でボタボタとやらかしました。

名古屋に戻り、大荷物を取り出して、浜松に向かいます。
ここまでスケジュール通りだったのに、
人身事故による遅延に遭遇してしまい、
結局豊橋での乗り換えに20分かかってしまいました。

電車で食べようと思って名古屋駅で買った駅弁を食べたのは
結局、ホテル到着したあとの22時すぎとなりました。

「最後のホテルだから、夜更かししてあげよう。」
だれかがボソッとつぶやいた。

4日目

このホテルだけ朝食付き。
今までよりも余裕はあるよー、とは言ったものの
アラームから1時間たっても起き上がらないのは予想外。
(二度寝ではない。)

台風20号の影響で、静岡県には雨が降り続くようで
予定していた白糸の滝に行こうか悩みましたが、
風はそんなに吹かないだろうということで、予定決行。

風が強い浜松市。途中で雨が降り出しました。
駆け込んで楽器博物館に到着。
世界中の楽器を見たり聴いたりしました。

博物館を出ると、雨はやんでいました。
そのすきに、すばやく3人は駅まで行きます。

ここからは東海道本線。
島田、静岡、富士と乗り換えて富士宮に到着。
富士宮焼きそばを食べました。目玉焼きが特徴的です。

バスで白糸の滝の入口に行きます。
しかし、バスの終点は白糸の滝ではない。
とうふ「寝たら死ぬぞ!」
レクリエーションで睡眠を打破。

白糸の滝でトイレに寄って出たら、大雨が降っていた!
入口についたときには全然降っていなかったのに、1分で……。
見事なシャワー。 シャワー神回避。

やっぱりこういうにわか雨はすぐにやむのです。
雨がやんで、そのすきに滝を見に行きます。

白糸の滝

ドバババババババ。
ジャワワワワ。
壮大な景色の前に立ち尽くしました。

これも思ったより早く見終わったので
予定より早く帰宅へ向かうことになったのですが
小田原で見覚えのある店 見覚えのある席で夕食。
実は、以前小田原旅行をした帰りにとあるレストランにいったのですが
そこと同じ店でまったく同じ席に案内されたのでした。

22時頃それぞれの家へ帰還しました。

旅行費用: 総計約40,000円
レクリエーション

1.ブラインドライター

自作即興ゲーム。3人以上で1つの物語を作ります。
1人1,2文ずつ書いて、次の人はそれに続くように文を書いていきます。
これを繰り返します。
前の人と自分の書いている内容しか知らないので
全体として物語がどう転んでいるかがわからない。

傑作はこちら (赤の人は緑の人が書いた文章を知らない) (緑の人は青の人が書いた文章を知らない) (青の人は赤の人が書いた文章を知らない)
Aさんは引きこもり生活を送っていました
この状況を変えたいと思い、Bさんに相談しました
「ねぇ、Cさんと仲直りしたいんだけど、どうすればいいかなぁ」
しばらく考えてBさんは答えました

「そういえば聞いたことがあるわ、
なんでも願いをかなえてくれる幻の飛行石を」

そこでAさんはそれを探すため長旅に出発しました
気が付けば20年。当初の目的もすっかり忘れてしまったころ
見覚えのある顔と出会いました。

しかし思い出せない、顔は知っているのに、その名前が……
そこで、Aさんはついうっかり目の前の飛行石を使ってしまいました。
すると、A,B,C全員が天空の城へ送還されました
シーターとパズー達とともに科学の再建を目指しましたとさ


Σ(°□°;)引きこもり生活はどうなった

2.テレストレーション3人バージョン

1人目がお題を書きます。2人目はそれを絵にかきます。
3人目はその絵を見て元のお題をあてます。
お絵描きタイムが20秒とシビアだったのに正答率はかなり高かったです。

3.ワードウルフ

スマホアプリというゲームマスターによって3人に言葉が与えられます。
2人は同じ言葉で、1人だけ違う言葉になります。
その2人は違う言葉を持つ1人を当てれば勝利。
もう一方は、自分だけ違う言葉であることに気づいて、ほかの2人に当てられないようにします。
途中で「平和村」を追加し全員が同じ言葉になるパターンもやってみましたが、これ難しい。

4.邪神と人間

自作ボードゲーム。
人間は2人。邪神は1人で、人間は邪神がどちらなのかわかりません。
そして、メインはすごろくゲームなのですが、
「さいころは投げずに、自分のターンが来たら1マスか2マスゴールに近づかなければならない」
「自分はゴールしてはならない」
という独特なルールがあります。
人間の勝利条件は「5ターン以内に他のだれかをゴールさせる」
邪神の勝利条件は「5ターン以内にだれもゴールさせない」となります。
ターン順とカードマスの初期配置のみランダムで、非常に論理的なゲームとなります。

5.コヨーテ

自分の手札だけ見えなくて、ほかの人の手札は見れます。
全員の持つカードの合計点を予想するゲーム。
罠カードもあるし、よく騙されました。

6.麻雀5ならべ

とうふ作。麻雀牌を使った7ならべ。
たとえば、5が2個出されていないと6は3個以上出せません。
そして、このゲームの肝は「ポン」と「カン」。
他人に出された牌と同じものを2個持っていたら「ポン」と宣言し、
その場で2個出すことができ、さらに自分のターンとなります。
他人に出された牌と同じものを3個持っていたら「カン」と宣言し、
その場で3個出すことができ、さらに自分のターンを2回続けて行います。
ポンカンされると相手の持ち牌が少なくなるので、
いかにそれを防ぐかが重要となります。