十二の願いが叶うなら
開発前記

サカモトトマトです.こんにちは.
開発後記ならぬ,前記です.プレイしていない方向けということですね.
今年も WOLF RPG エディターコンテスト(ウディコン)『十二の願いが叶うなら』という作品で 参加させていただいております.

サカトマのトップツイートにて”感動を約束します”と書いたんですが, これは過言ではなくて,本当に感動すると思います.
なんせ,今まで映画やドラマの激動シーンを見ても滅多に泣かない私が 危うく涙を出そうとするところだったんで.
当初はここまでするつもりはなかったんですけどね.

まだやっていない方はぜひですね.長編ですけれども
サカトマ史上最も後悔させない自信がありますんでプレイなさってください.
ここのリストで一番上にあるのが最新版です

今回は特設サイトだけでは語りつくせない部分について紹介します.

本作の魅力1
【きれいに仕上げたストーリー】

感動のポイントはそこだけでなく,ラスボスを倒した後の”真相”です.
最後の最後までプレイしたとき,一挙に伏線が回収される様子は必見です.
頑張って最後のボスを突破して,達成感とともに味わっていただきたいと思っています.

そして,ぜひですね.余裕があれば2周目にも触れてみてください.
真相を見た後で,各イベント,会話などを振り返ってもらえるととても嬉しいですね.

まあ,主に伏線ばらまいたのはGunさんなんですけどね.

本作の魅力2
【徹底した世界観】

世界観を守るために,一部を除き各キャラの会話からメタ要素を排除しました.
操作の説明は(ピクシーを除き)すべて,メロディ付きのシステムメッセージで表示されるはずです.はず.

また,現実に近づきすぎるネタも削除しました.
例えば,とあるイベントのチャットはもともと
”ホテルといえばボドゲよね カタンはいいぞ”と入れていたのですが,これも現実的すぎるのでカット.

ちなみに……特定条件で”フラグメントワールド”という装備品が入手可能になりますが,
これは当初,制作者3人それぞれにまつわる装備品を盛り込もうとしたときの形跡です.
「”フラグメントワールド”は入手できない」が正しい挙動で,Ver1.13以降では手に入らなくしています.

本作の魅力3
【チャット】

レビューなどでもたびたび話題のチャットですが,これ9割以上がGunさんの打込みなんですよね.
いろいろ忙しく,ウディコン締切2日前にギリ完成!彼曰く,動悸が止まらなかったそうです.
投稿前テストプレイで読んでとても面白かったのでぜひお見逃しのないよう.
(見逃してもメニューから過去のチャットを読み返すこともできます)

本作の魅力4
【小ネタのこだわり】

MANGAのときと同様,至るところに小ネタを入れてます.
本作の魅力5
【選べる2つの画風】

サカトマ画風を選ぶプレイヤーさんは少ないだろうなと思いつつも,敢えて残しているのにはもちろん理由があります.
一応需要があるからっていうのもありますが,このあたりの話はまた今度.
当時は「画風の切替えなんてムズイ~」ってなっていたんですが,上手いこと実装できたんで一安心ですね.

シナリオ面で見ると,本作はサカトマのゲームというよりも「Gunさんのゲームである」といった方がしっくりきますね.
戦闘デザインも3割くらいGunさんの提案が混ざってるし.
特設ページの制作者紹介でGunさんがトップだったのはそういう意図も少しあります(正確には五十音順としています).

それでは最後に 『十二の願いが叶うなら』,そして コンテストでの審査をよろしくお願いします.(本記事投稿時バージョン:1.16)


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