実際の動画
ここでは,ダイジェストを紹介します.
【自己紹介】
ウディタ6年目の制作者。しがない学生。
去年は6本ほど作りましたが、今年は控えめ。
【放送中のゲームについて】
Renascor(リナスカ―)というゲーム。
八月に企画を開始して三月に公開したので、開発期間は、およそ七か月となる。
システムさえ構築すれば、あとはデータを作るだけでいいので、意外と早く作れてしまう。
装備品には、特徴的な効果を持つものを多く入れてみたのだが、お気に入りは、「研究学院スーツ」。
スキルでSPを消費するたび、消費しただけHPを回復するもの。
つまり、高威力魔法を使うほど回復できるという激やばアイテムだ。
実をいうと、この研究学院スーツは今回のコメンテーターでいらっしゃった「ジャッカルD」さんのホームページ
「王立魔術学院魔術研究院D」を参考にさせていただいた。
通常攻撃が武器のタイプによって異なるのだが、
これは通常攻撃がスキルに比べて、あまりにも弱かったために付加したものとなる。
もともとは、「通常攻撃でSPをためて、一気にスキルで片づける」というコンセプトのはずだったのだが、
いつの間にか、スキルを駆使するような、パズルみたいなゲームになってしまった。
【代表作品】
しいていうなら,私がうでぃおふのような交流会に参加するきっかけとなった作品「不思議のMANGA」。
第9回ウディコンに出した作品。
1時間くらいで遊べるアクションアドベンチャーなので、興味がある方は、ぜひ遊んでほしい。
【きっかけ】
ウディタを始めたのは、6年前ほど。
そもそも、ゲームを作る以前に、自作ですごろくやらカードゲームやら作っていた。
そういう、クリエイティブなことを昔からやりたかったのだろう。
それから、無料でRPGが作れるというすごいツールを耳にして以来、ウディタから出られなくなっている。
【どこから制作する】
まずメインテーマとゲームのジャンルを決めて、RPGの場合にはシナリオを考える。
システムをメインに、その合間に画像素材を少しずつ作っていく。
モチベーションを上げるために、作業は常に並列で行う。
コモンイベントがあらかたできてしまえば、
あとはストーリーとステージをコピペの要領で追加実装していくだけで済むので、システム構築が関の山。
【心がけているのは】
制作において一番気をつけているのは、
レベルバランス。
たとえばRPGならば、可能な限り、常に一定のテンポでレベルアップするよう調整している。
実際、ウディフェスに出した「悲劇の桃太郎」では、
敵に経験値を充てるのに、個体あたり3回くらいテストプレイをしている。
次に気にしているのは、
ユニーク性。
ゲームを作る理由を考えた時に、まず思うのは「誰も作ったことがないゲーム」であって
既存のものに似たゲームを作っても、私自身の感想としては「つまらない」。
どうせ作るなら、今までにないようなゲームを作ろう。
最後、ゲーム進行の面では、
常に変化を持たせるということ。
同じプレイの繰り返しだと、単なる作業ゲーになってしまい、飽きてしまわれがち。
そして、初心者はこの作業ゲーを作ってしまいがち。
一定間隔で新しい技や仕組み、要素などを追加していくことで、飽きさせない工夫が必要となるだろう。
(とかいいながら「ポルト・ガーディア」では同じイベントを使い回してしまった)
しかも、「新しい要素を追加する」というのは「ユニーク性」にもつながるのでお得。
【得意な部分】
計画性。制作にかかわらず、私のスケジュールは1週間先まで決まっているのが通常。
暇があるならば制作を、あ、その前に、ToDoリストを書いてから、その目標に向かって作業をする。
【タイトルの付け方】
ゲーム制作の最初にテーマを決めているので、そのテーマがわかるようなタイトルを心がける。
【素材屋】
特に画像素材は、いろいろな場所からお借りしているわけだが
Renascorでは、たそがれ亭様や稲荷様などにお世話になっているようだ(背景画像とかウィンドウ画像とか)。
キャラクターの立ち絵は、キャラット(CHARAT)というウェブアプリを使ってみた。
BGMは、特に鏡読み様にお世話になっていて、鏡読み様のBGMを使わなかったゲームは、一部を除いて、ほとんどない。感謝。
あとBGMといえば、しばしば、知人の「とうふ」様にリクエストして作曲してもらったりしている。
彼とは週に一度くらいのペースで直接話し合っているので、その機会に制作をしたり、その進捗について報告したりしている。
良きテストプレイヤーにもなってくれる
【ソフト】
最近はオリジナルの画風でドット絵未満のモンスター画像などを描く際に、最終的には、Edgeというツールを使っている。
ドット絵の世界では有名なツールである。グラデーションや色違いを簡単に作ることができるのも、Edgeのいいところ。
【参考にしているゲーム】
新しいゲームを作るという意味では、参考にしているゲームは特に言い切れない。
言うとしたら、ありとあらゆるゲーム。「余命100歩」など話題になっているフリーゲームはもちろん
スマートフォンゲーム、有名な市販のゲームもたまにやる、のだが…。
私はプレイすることより、作るほうが好きなので、たとえゲームをしたとしても、
ゲーム内のストーリーやキャラクターを楽しむことが目的ではなく、
演出やシステムの解析、素材の配布元を調べることが目的になってしまう。
自分でも悲しい。
【今後の活動】
コンテストで二本目のアクションアドベンチャーを出したところで、
アクション系ゲームには懲りてしまいましたので
もう二度と、そのようなゲームは出さないと思います。
「不思議のMANGA」の新章を出そうとも一瞬考えていましたが、
もし万が一出すとしても、アクション以外の方向で出すと思います。
ちなみに、個人的にはシューティングはアクションの一部に属すると思っていますので、
シューティングも出さないと思います。