51Fifty-one

【概要】

新しく作った町の人口を,51人を超えるまで増やしていくゲームです.
敗北者をひとり決めるゲームです.

【考案者コメント】

「ポイズン」とか「101」とかが面白かった(面白そうだった)ので,それを参考にしてみました.

【制作に使うもの】

・同じ見た目のカードおよそ43枚 (表裏どちらかが記入できるように)
  100円ショップなどで売られている.枚数が不足するなら文房具屋で.
  (裏が透けて見えないように,厚めのカードがシャッフルしやすい.)
・好みに合わせて,カードスリーブ
・ボールペン (油性かゲルインキがベター.あれば,0.5oと0.3o もしくはサインペンでも可)
  色が複数あればデザインがよくなるかも.
【素材企画】

・特になし

【作るカード】

・「+1」「+2」「+3」「+4」「+5」各5枚程度
・「x2」「+15」 「-3
DRAW」 「Cancel」「Copy」 「Translate」「Up to TY
Reverse」「Double」各2枚程度
(以下のカード説明を参照して,お好みのカードセットでお楽しみください)

【ルール】

(準備)場に1つの町を仮想して,それぞれの都市の人口を0とします.
    1人に2枚ずつカードを配り,残りは山札とします.
    手札は,配られた人のみがその内容を確認できます.

(手番)時計回りに進行します.

(手順)自分のターンになったら,以下を実行します.
   1.山札からカードを1枚引く.山札がない場合は省略する.
   2.手札から1枚を選んで,場に仮想した町に置く.
   3.町の人口を計算します.たとえば「+3」を置いたなら,町の人口を3増やします.
     人口が51を超えると敗北します.

【カード説明】

・「+1」「+2」「+3」「+4」「+5」「+15」
 カードを置いた都市の人口を,カードに書かれた数だけ増やします.

・「-3」
 カードを置いた都市の人口を,3減らします.

・「x2」
 カードを置いた都市の人口を2倍にします.

・「DRAW」
 山札からカードを1枚引き,自分のみ手札を増やします.

・「Cancel」
 「直前のプレイヤーが,人口を変化させるカードをプレイした時」にのみ出すことができます.
 このカードを出したとき,直前に出されたカードの効果が,無かったことになります.  たとえば,直前に「+2」が出されていた場合は,人口を2減らします.
 直前に「x2」が出されていた場合は,人口を半分にします.

・「Copy」
 直前のプレイヤーが出したカードと同じ効果が働きます.
 例えば,直前のプレイヤーが「+5」を出していた場合,「Copy」は「+5」として働きます.
 「Cancel」をコピーした場合は,無かったことにされた効果が復活します.

・「Translate」
 全員が,手札のうち1枚を左隣の人に渡します.
 あなたが渡したカードは,次に手番が来るプレイヤーのものになることに注意してください.

・「Up to TY」
 人口を,現在の人口よりも大きい,最小の10の倍数にします.
 つまり,たとえば人口が40のときに出しても49のときに出しても,人口は50になります.

・「Reverse」
 手番の順を逆回りにします.例の,同じ色か数字のカードを出すゲームにある奴と一緒です.

・「Double」
 次の手番のプレイヤーが出すカードの効果を2回発動させます.
 コピーの対象が変わるようなものだと思ってください.
 例として,次のプレイヤーが「x2」を出した場合,そのとき人口は4倍になります.
 「Reverse」は打ち消されて無効化され,「DRAW」なら2枚引かせてしまうことになります.
 「Copy」なら,さらに次の人の出すカードの効果が4回発動されます.

 (【例】Double → Copy → 「x2」の場合,人口は16倍になります.指数っておそろしいね)